校長挨拶

 

 この度は滝川工業高校のホームページにアクセスいただきありがとうございます。
 本校は、大正9年(1920年)北海道庁立滝川中学校として開校し、その後幾多の変遷を重ね、昭和29年(1954年)に北海道滝川工業高等学校と改称し、昨年創立100周年を迎えた歴史と伝統のある工業高校です。
 現在は北海道空知管内唯一の工業高校として電子機械科と電気科を有し、これまでに地元滝川市や空知管内をはじめ、北海道内、全国に13,000名を超える卒業生を輩出しております。 
 本校の校訓は「誠意・創意・熱意」となっており、これは「心を込めて、研鑽しながら、積極的・徹底的に物事にあたる」ことを意味しています。
 工業高校として、ものづくり教育はもちろんのこと、高校生活全般で、この校訓の精神で教育活動を行っております。
 本校では、学力向上が第一なのは言うまでもありませんが、資格取得、学校行事、部活動、ものづくり競技、生徒会活動の活動などにも取り組みます。
 授業は普通教科の他、電子機械関することや電気に関する専門教科を行い、教室で行う座学だけではなく実習等での実技をとおして実践的に学びます。また、課外活動では多くの工業系の国家資格の取得にもチャレンジし成果を挙げています。
 卒業生の多くは、本校で学んだ工業技術や資格を活かして 地元地域や北海道はもとより、全国で無くてはならない、ものづくりを支える道、人々の生活を豊かにする道、ライフラインを守る道へと進んでいきます。
 部活動も工業高校の特色の一つであり、運動系・文化系の他、工業系の部活動があります。工業系の部活では、ものづくりコンテストやロボット相撲大会等に出場しており、他にも、ものづくり教室の開催や工業系イベントへの参加を行っております。
 このホームページをとおして、少しでも本校に興味・関心を持っていただけましたら、是非、学校説明会や学校祭、各種イベント等で、本校の生徒たちが生き生きと活動する姿を見に来てください。また、ご不明な点等がありましたら遠慮無くお問い合わせください。
 今後も、生徒・保護者・地域の皆様から信頼される教育活動を推進して参りますので、どうぞよろしくお願いいたします。


令和7年4月1日     
北海道滝川工業高等学校 
校長 馬道 淳一

スクールミッション

開校100年の歴史を有する、空知管内唯一の工業高校としてその使命を以下に示します。

 

 〇 社会的・職業的自立に向けて必要となる資質・能力を身に付け、持続可能な社会の実現に努める生徒の育成。

 〇 豊かな人間性や社会性を培い、自立した社会人・職業人となる生徒の育成。

 〇 専門教育を通し、自己の在り方・生き方を考え、主体的に進路を選択する生徒の育成。

スクールポリシー

アドミッションポリシー(入学者の受入に関する方針)
本校では、スクールミッションの達成のため、次のいずれかに該当する生徒を歓迎します。

 

   1 工業やものづくりに、興味関心を持ち学習意欲を有する生徒。

   2 友を思いやり、共に協力して有意義な高校生活を送ろうとする生徒。

   3 進路目標に向かい、こつこつと粘り強く努力できる生徒。

 

カリキュラムポリシー (教育課程編成・実施に関する方針)
本校生徒には本校教育活動を通して次のような資質・能力の定着を目指します。

 

    1 将来の目標を叶えるための、確かな学力を身につける。

   2 工業を学ぶ者として、専門の基礎的・基本的な知識や技術・技能を身につける。

   3 共同作業を通して、論理的な思考やコミュニケーション力、そして協働の精神を育む。

   4 研究活動を通して、問題点を見いだし、課題を解決する能力、そして、試行錯誤を繰り返す粘り強さと探究心を育む。
   5 地域との連携を通して、知識を活用する力と、郷土を慈しみ、他者を思いやる豊かな心を育む。

 

そのために、次の教育課程編成の方針のもと特色ある教育活動を展開します。

 

  教育課程編成の方針

      (1) 地域や学校・生徒の実態に応じた特色ある学校づくりに努める。

      (2) 社会の進展に対応する個性や能力の伸長をめざした教育課程の編成に努める。

      (3) 体験的学習を重視し自ら進路を実現できる教育課程を編成し、適正な運用に努める。

 

グラデュエーションポリシー (卒業の認定に関する方針)
本校の進級認定や卒業認定は、次のように観点で評価・判定されます。

 

    1 高校生としての基礎的な学力が身に付いたか。

    2 工業高校生として、専門の基礎的・基本的な知識や技術・技能が身に付いたか。

    3 実習等を通じて、論理的な思考やコミュニケーション力が身に付いたか。

    4 課題研究等を通じて、問題発見能力、課題解決能力、そして知識を活用する能力が身に付いたか。

    5  本校の学習を通じて、協働の精神、粘り強い探究心、他者を思いやる心が育まれたか。

 

なお、進級認定や卒業認定は、その学年で履修すべきすべての教科・科目、総合的な探究の時間の履修及び修得、特別活動の履修が認定された場合に認定されます。